化粧品と肌トラブル

女性にとって化粧をすることは、日常生活を送るうえで、必要不可欠なことですよね。

 

今回は、化粧品が原因で起こる皮膚症状についてお話ししたいと思います。

 

化粧品が原因で起こる皮膚症状は4つあります。

①接触皮膚炎

②光接触皮膚炎

③接触じんましん

④感覚刺激

①~③はアレルギー性のものと非アレルギー性(刺激)のものがあります。

 

お肌の弱い方は、バリア機能低下のため薬効成分を皮膚から体内へ吸収されすぎてしまいます。また、非アレルギー性(刺激)の皮膚反応が普通の方よりも発生しやすく、さらに繰り返される刺激によって、それに対しての反応が徐々に増加していくため、アレルギー性接触皮膚炎のリスクも高まります。

 

炎症症状があるときは、原因と考えられる化粧品の使用を中止して、抗炎症外用薬による治療を行うことが優先です。

炎症症状が落ち着きましたら、低下しているバリア機能や保湿機能を補い、炎症の再燃を予防するために、保湿・保護のスキンケアを継続しましょう。

 

また、メイククレンジングも洗浄による刺激や洗浄時の刺激による皮膚障害の問題になることもあります。

洗浄料や洗顔剤に含まれる界面活性剤は、刺激性接触皮膚炎の原因となる可能性があるほか、皮膚の乾燥をきたす可能性もあります。さらに、一時的なバリア機能低下を引き起こすことにより、一緒に配合されている成分や洗浄後に使用する薬効成分を吸収しすぎてしまう可能性があります。

 

日常のメイククレンジング洗顔では以下のことに気をつけて行いましょう。

①メイククレンジングを行う際には、適量のクレンジング料を使用して、こすらないように優しく落としましょう。

②洗顔後は忘れずに保湿剤を!

③お肌の弱い方は、乾燥肌や肌トラブルを引き起こすリスクがあるため、クレンジングでメイクを落とした後に洗顔料で洗顔するダブル洗顔は控えましょう。

 

アレルギー性接触皮膚炎はすべての化粧品が原因となりえます。

当院では、パッチテストパネルもおこなっておりますが、こちらはご自身が使用されている化粧品に対してのアレルギーを調べる検査ではございませんので予めご了承下さい。

ご心配な症状がある時は早めに皮膚科にご受診ください。

 

また、現在オリジナル化粧品を開発しております!

新しい情報がございましたらホームページに掲載しますので、随時ご確認下さい!

 

 

 

(参考文献)

伊藤崇 2020 アトピー性皮膚炎、敏感肌の患者でみられる化粧・香化粧による皮膚トラブルと患者指導 全日本病院出版会 Derma 299,p1-9

さの皮フ科クリニック|京都|

2022年4月27日 水曜日