• シミ、くすみでお悩みの方
• 肝斑のある方
• レーザー治療に抵抗のある方
• レーザー治療の効果をより高めたい方

当院では医療機関でしか処方の認められていない内服薬や外用薬の処方を行っております。お薬のみの処方も可能ですが、他の治療法と組み合わせることで効果を高めることができます。お気軽に当院へご相談ください。

内服薬

トラネキサム酸内服とは？

トラネキサム酸はアミノ酸の一種で抗プラスミン（線溶酵素）作用による抗炎症作用があります。さらにシミの原因となるメラニン色素生成の抑制という美白効果があります。乾燥肌、敏感肌にも炎症を鎮めるために効果があります。日本では止血剤として医療用医薬品という扱いになりますのでドラッグストアでは薬剤師の説明なしには購入することはできません。炎症を抑える効能のために湿疹、蕁麻疹、薬疹、中毒疹、咽頭痛、扁桃炎、咽喉頭炎、口内炎などに保険で処方することもあります。止血剤としての効能がありますが副作用が少ないため市販でも購入できます。

ビタミンC内服とは？

ビタミンCは、水溶性ビタミンの一つです。大航海時代に、新鮮な野菜・果物が取れなかった船のり達の間で流行しました。壊血病を予防する成分として、オレンジ果汁から発見されました。人体でビタミンCを合成できないため、食事からビタミンCを摂取しなければなりません。ビタミンCとは、アスコルビン酸のことで骨や腱などの結合タンパク質であるコラーゲンの生成に必須の化合物です。皮膚のメラニン色素の生成を抑え、日焼けを防ぐ作用や、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を強める働きがあります。ビタミンCの抗酸化作用が注目され、がんや動脈硬化の予防や老化防止にビタミンCが有効であることから美容以外でも注目されています。

ビタミンE内服とは？

ビタミンEは脂溶性ビタミンであり、強い抗酸化性作用があり、生体膜の機能を正常に保つ働きがあります。脂質とともに腸管からリンパ管を経由して体内に吸収されます。抗酸化作用が非常に強く、酸化障害から細胞を守ります。過酸化脂質の生成を抑制し、血管を健康に保つほか、血中の悪玉コレステロール（LDL）の酸化を抑制したり、赤血球の破壊を防いだりする作用もあることが知られています。また、細胞の酸化を防ぐため、老化防止にも効果があります。抗酸化力は肌を紫外線などからの刺激から守り、シミやしわができにくくなります。コレステロールの酸化も防ぐために動脈硬化にも効果があります。血行がよくなることによって冷え性、頭痛、肩こりにも効果があります。

外用薬

ハイドロキノンクリームとは

ハイドロキノンにはメラニンの生成を抑える作用があり、外用することによりシミ、肝斑、そばかすを薄くする効果あります。
一般に市販されている美白化粧品には４%以下の濃度しか含有されていませんが、医療機関では５%以上のハイドロキノンクリームによりシミ治療を行っております。
当院でも５～６％の濃度を取り揃えておりますので、シミでお悩みの方はぜひお気軽にご相談下さい。

使用方法・注意事項

• ・1日2回洗顔直後に気になる部位に外用してください。
• ・不安定な物質ですので、冷蔵保存してください。
• ・首や肘などの目立たない部分に使用して紅くなるようであれば使用しないでください。
• ・副作用の確認を行いますので、月に1回受診をしてください。
• ・冷蔵で３ヶ月間保存が可能です。

トレチノインクリームとは

トレチノインクリームはビタミンAの１種で、角層の剥離を促し、皮膚の細胞の若返りを促進し、皮脂の分泌を抑えます。また皮膚の細胞を活性化し、コラーゲンやヒアルロン酸の分泌を高めることで肌のはりや小じわを改善します。肌の新陳代謝を高め、メラニンの排出を促すことでシミにも効果がある外用薬です。

使用方法・注意事項

• ・慣れるまでは目立たない箇所で保湿剤もしっかりと併用した後に２日に１回だけ外用することから始めてください。
• ・常温でも１ヶ月保存が可能で、冷蔵であれば３ヶ月間保存可能です。