・日焼けとは?
紫外線を大量に浴びると、皮膚の炎症反応→メラニンの形成による色素沈着が起こります。
日焼けは夏の紫外線の強い時期だけではなく、スキーなどの冬のレジャーでも起こり、
肌のタイプにより反応は個人差があります。
タイプ①日焼けですぐに赤くなり、あまり黒くならない
タイプ②赤くもなり、黒くもなる
タイプ③あまり赤くならず、黒くなりやすい
紫外線には短波長紫外線(UVC)と中波長紫外線(UVB)、長波長紫外線(UVA)があり、
UVB、UVAにはしわ、しみ、肌荒れを起こす原因でもあります。
・紫外線防止化粧品(三スクリーン剤)の選び方
「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすくなるUVBを防ぐ効果指数のこと。
1~50までの数値は何も塗らない場合に比べて、炎症をどれくらい長い時間防止できるかを表しています。
「PA]とは、一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUVAを防ぐ効果を表す目安。
4段階の「+」マークで表し、数が増えるにつれ、UVAに対する防御効果が高いことを表します。
生活シーンに合わせてSPFとPAを選びましょう。
日焼け止めは塗りなおしにより、高い効果を発揮します。当院では、おすすめの日焼け止めも取り揃えておりますので、ぜひご相談ください。
参考文献
Q&Aで学ぶ美容皮膚科ハンドブック 編集 古川 福美