ウオノメとタコとイボ

ウオノメとタコの違いをご存知でしょうか?どちらも足の裏の皮が分厚くなって痛くなる・・・というイメージですね。そのほかに、よく混同される疾患としてウイルス感染によるイボがあります。今回はウオノメ・タコ・イボの違いについてご説明いたします。

「ウオノメ」
 医療用語で鶏眼(けいがん)といいます。角層が内側に向かって分厚くなっている状態です。中心に芯があるので力が加わると強い痛みがあります。
「タコ」
 医療用語で胼胝(べんち)角層が外側に分厚くなっている状態です。強い痛みはありません。
「イボ」
 医療用語で疣贅(ゆうぜい)といいます。ウイルスによる感染症で、全身のどこにでもできるものです。足の裏にできたイボの場合、ウオノメ・タコと間違えられることがよくあります。
治療方法としては、ウオノメ・タコはどちらも分厚くなった角質を削ったり、角質を柔らかくする薬で治療します。イボの場合は液体窒素で凍らせる方法が一般的です
来院される患者様のなかにはウオノメだと思っていたが、診察してみるとイボだった・・・ということもよくあります。それぞれ治療法が違いますので、気になる方は一度受診されることをおすすめします。

参考文献
1)皮膚科学看護スキルアップシリーズ③ たった20項目で学べる 皮膚疾患 阿部正敏 学研メディカル秀潤社 2015
2)ここがツボ!患者に伝える皮膚外用剤の使い方 段野貴一郎 金芳堂 2009

さの皮フ科クリニック|京都|

2019年8月30日 金曜日