開業6年目のご挨拶

2020年5月に開業6年目(京都駅移転4年目)となりました。通ってくださる患者さん、取引先または担当の方々、クリニックを支えてくれた職員、また現在も支えてくれている職員など関わってくださった皆様のおかげで現在があります。改めて御礼申し上げ、今後ともよりよい関係を築くことができますように努力を続けていきたいと思っております。

改革改善を試行錯誤しているうちにあっという間に時間がたち院長雑感も1年ぶりの更新となりました。今年は第三の開業と位置付けております。開業時の計画では2年間で保険診療をしっかりとできるようになり、その後保険で補いきれない部分の自由診療を随時追加していくという計画でした。五条では手狭であるため自由診療は難しく、3年目に京都駅に移転いたしました。移転後に院内の改革・改善に手間取り時間がかかりましたが、ようやく今年から自由診療を始めることができました。

そもそもなぜ自由診療をしたいのかということですが、いわゆる作りこむような美容をやりたいとは思っていません。保険診療では補えない治療をしたいからです。保険診療はルールの縛りが強いため、残念ですが保険診療だけではよくならないのです。例えばニキビ患者さんにはイオン導入、ケミカルピーリング、フォトフェイシャルをすることによってニキビの赤みを早く抑えたり、ニキビをできにくくしたり、傷跡を目立たなくすることができます。しゅさ患者さんにはあかみ、血管拡張にイオン導入、フォトフェイシャルが効果的です。アトピーや湿疹患者さんの炎症後色素沈着には美白剤内服外用。一般の患者さんはさらに肌の健康を維持・増進ができます。

この一年間で当クリニックが行った改革・改善を列挙いたします。
優秀な非常勤医師の2名登用(京都府立医大でお世話になった上司と後輩が快く引き受けてくれました)、職員の正職員化、機材購入(エキシマ、セレックV)、自由診療のパウダールーム追加、ケミカルピーリング・イオン導入・フォトフェイシャル開始。カウンセリング予約開始。院内コロナ対策、電話再診予約開始(一時的)

院内滞在時間30分以内を開業時より掲げております。うまくいくこともありますが6年たった現在でも心苦しいですがまだ道半ばであります。皆さまにはご迷惑をお掛けしますがネット当日予約、予約専用ダイヤルなどを利用して院内滞在時間を短くしていただくと幸いです。

さの皮フ科クリニック|京都|

2020年6月6日 土曜日