蕁麻疹

蕁麻疹とは一過性に経過する掻痒がたり、ミミズ腫れのよつうなボコボコとした膨疹が出る疾患。
通常は24時間以内に消えるのが特徴です。

蕁麻疹には①急性蕁麻疹 と ②慢性蕁麻疹 があり、
①急性蕁麻疹:数時間で治癒するもの(ウイルス感染なども原因となる)
②慢性蕁麻疹:1ヶ月以上継続するもので早期治療が大切

蕁麻疹を起こす刺激、誘因として食品や薬剤、物理的刺激がありますが
蕁麻疹患者の70%近くは誘因が明らかではありません。

蕁麻疹の治療として大切なことは原因を探し取り除くこと、
そして薬での治療です。

蕁麻疹はヒスタミンという物質が血管、神経に働くことで症状が現れます。
ヒスタミンの働あきを抑えるために抗ヒスタミン薬、抗ヒスタミン効果のあるアレルギー薬が用いられます。

ヒスタミンを抑える薬は眠気がでたり集中力散漫になることがあるので、
しっかり医師と相談した上での内服が必要になります。

過度な飲酒やストレス、不規則な生活リズムなど、蕁麻疹を悪化させることもあるので注意をしながら
うまく薬と付き合っていくことが大切です。

参考文献 たった20項目で学べる皮膚疾患

さの皮フ科クリニック|京都|

2020年4月27日 月曜日