先輩たちのキャリアアップ
ここでは、これまでの経験を振り返りつつ、仕事を通して新たな価値を創造してきたスタッフの一例をご紹介します。
看護師 副主任
入社後、3ヵ月で美容施術まで一通りの業務をひとり立ち
新人職員時代
クリニック、皮膚科勤務がはじめてだったので、最初はわからないことばかりでした。先輩方の丁寧な指導とチェックリストがあったため、自分ができているところとできていないところが把握できました。できていないことに関しては先輩方に声をかけ、いち早く習得に努めました。
当院の診察スタイル(シュライバー制度)は、看護師や事務員が医師の代わりに医師が指示した内容を患者さんにわかりやすく説明する必要があり、疾患や治療、美容のことなど膨大な知識を自分自身が十分に理解しておかなければならず、慣れるまでの3ヵ月間くらいは楽ではありませんでした。ただ、業務に慣れて余裕が出てきたら、処置中に患者さんとお話をしたり、綺麗になっていく喜びを分かち合えることが楽しさになっていきました。
また私は、幼少期からソバカスがあったため美容施術にも興味がありました。実際に先輩に施術をしてもらい体験することで、自分の感想や痛みが出るタイミングなどを踏まえて患者さんへ説明することができ、患者さんの満足感や信頼につながりました。施術の練習は、先輩看護師の見守りのもと、院長やパートさん、事務員さんに顔を貸してもらいました。自分の不安がなくなるまで練習に付き合ってくださったので、安心して患者さんに施術し始めることができました。
日本化粧品検定1級取得
保険総務部門リーダーに就任
自ら変革していくやりがい
当院は誰もが「やりたい」と思ったことにチャレンジできる職場なので、より患者さんに通いやすく、治療も満足していただけるように、診察前に読んでいただく治療に関する資料を作成しました。患者さんのために何ができるだろうか、そのことを常に考えて仕事を行うことがやりがいにつながっていきました。今でも現状に満足せず、さらに良くする方法はないか模索しながら仕事をしています。
採用担当に就任
化粧品成分検定1級取得
初めての採用担当で当初は困惑
2021年の秋から順送りに採用担当となり、主となって面接を行うことになりました。私自身、面接や発表の場などで緊張しやすいため、最初は応募者よりもガチガチだったと思います。見様見真似で面接を行っていましたが、採用後にすぐに退職をした方をきっかけに、これではいけないと思い、自ら本を読んだり、採用セミナー、講義を受けて勉強しました。大変な一面もありますが、総合病院に勤めていた時には絶対できないような貴重な経験です。
副主任に就任
マーケティング部門へ転属し、部下の成長を支える指導的立場に
新しい挑戦と皮膚科看護の応用
マーケティング部門では、当院のオリジナル化粧品をたくさんの人に知ってもらうためにはどうすればいいか、外部の専門家の方々にもアドバイスをもらいながら勉強しています。まずはお客様に知ってもらうことが必要なため、SNSでの情報発信もしています。SNSは定期的な配信が必要であり、一筋縄ではいかずとても難しいですが、情報を分析して自分なりに工夫できるのが楽しさにつながっています。
また、今年は皮膚疾患ケア看護師の資格を取得しようと考えております。この資格は通算3年以上の皮膚疾患ケアに従事している必要があり、やっと条件もそろい、皮膚科のことをさらに深く学びたいと思い認定を受けることにしました。
To be continued
総合職 副主任
入職するとまずは受付・会計の研修がスタート
新人職員時代
受付を2週間、会計を2週間で覚えました。医療事務として働くのは初めてで、医療の知識が全くないところからのスタートでした。先輩がマンツーマンで指導してくださり、全くの未経験でもできるよう細かなマニュアルがあったため資格なし・経験なしの私でも業務を習得することができました。
受付会計の研修を終えるとシュライバーの研修に入ります。シュライバーとは、診察室で診察補助として患者様の問診や、カルテや処方の入力を行う業務で、事務員でも看護師さんと連携しながら患者様と密接にかかわることのできる業務です。シュライバーの研修は3週間程度、マンツーマンで看護師さんに指導していただきます。研修中は医療の知識がなかったため、毎日勉強の日々でした。覚えることが多く大変でしたが、毎日新しいことを知ることができ自分の成長を感じられ、とても楽しかったです。
研修後は元々あったシュライバーマニュアルを自らの経験をもとに、未経験の事務員でもできるようなものに、大幅な変更を行いました。一番新鮮な知識を、という理由で当院では最後に研修を受けた人がマニュアルの作成・改善を行います。マニュアルを作成することで自分の知識もさらに深まり、また日々変わるルールをマニュアルに反映することができるため自分の後輩となる職員のためにもなり、とてもやりがいがありました。
マーケティング部門に配属
新たな分野への挑戦
院内販売の掲示物の作成などを行いました。もともと広告などが好きでそういった仕事をしてみたいという思いがあったため、とても楽しかったです。また医療事務以外の仕事にも積極的に携われることがとてもやりがいになりました。
マーケティング部門長に就任
部門長としての学び
スタッフをまとめることやリーダーとして引っ張ることの難しさがありますが、また院長は基本的に好きにしていいよ、と任せてくださるため、自ら考え行動する力が身に付きました。
販売やマーケティングにさらに興味が出て、勉強したいと思いました。
副主任に就任
マーケティング部門で化粧品開発を担当
新事業担当としての責任とやりがい
知識と経験を活かし、世間に貢献できるような化粧品を作ろうと始まった、当院初の化粧品開発の担当になりました。初めての化粧品開発、全員が何をどうすればいいのかわからないところからのスタートでしたが、普段関わることのない他社様と関わり、知らない分野のことをたくさん経験することができ、とても学びになりました。私は数字やパソコンが得意でないため、システム制作の時などはすべての言葉がわからず頭を抱えながら毎日パソコンと向き合う日々でしたが、化粧品が実際に納品されたときは涙が出るような達成感でした。
化粧品検定1級取得
事務のリーダーに就任
リーダーとしての成長
これまで自分はあまり後輩を指導することが得意でないという意識があり、リーダーには向いていないと思っていました。しかし、院長からドラッカーなどのお話を聞き学んだことで、リーダーについての考え方が変わりました。自分の強みと弱みを理解し、事務員の良きリーダーとなれるよう、日々試行錯誤しながら後輩社員への教育や指導を行っています。
To be continued