ステロイド外用薬について

段々と寒くなってきましたが、皆さん体調は崩していませんか?

乾燥も酷くなってきたので保湿はしっかりしましょう!

 

今回のブログは『ステロイド外用薬』について書いていこうと思います!

 

よく診察中に患者様から「ステロイドは怖い」「少しだけしか塗ってない」「長く塗りたくないので処方してもらって1日、2日しか塗ってない」などの声をよく聞きます。

ステロイド外用薬が怖いからといって中途半端に使用するとかえって症状を悪化させたり長引かせたりします。

 

また、「ステロイドを塗ると色が黒くなるから塗りたくない」という声もよく聞きます。

この「黒くなる」というのは炎症後色素沈着というものになります。

これは湿疹などの炎症により引き起こされるものです。

炎症しているところにステロイドを塗ることで炎症がおさまり、赤みが消えますが、蓄積された黒ずみだけは残ります。残った黒ずみは時間をかけて徐々に薄くなってきます。

炎症している期間が長くなれば長くなるほど黒ずみは残りやすいので、黒ずみを最低限にするためも、医師の指示に従って正しくステロイドを塗り、炎症を早く抑えることが大事です!

 

当院では薬が処方された時、希望された方には実際に軟膏指導などをさせていただいております!

他にも気になることや不安なことあればいつでもお気軽にスタッフへご相談くださいさい🌼

 

〈よくある質問コーナー〉

Q.ステロイドは痒みが無くなったら塗るのをやめて良い?

A.痒みが無くなっても湿疹が出ていたり、赤みなどある場合は塗り続けて下さい。

ツルツルするまで塗っていただきたいのですが、ステロイドはランクを下げたりしながら徐々に辞めていくのでこまめに通院して医師の指示に従って下さい!

 

Q.ステロイド塗ったあと日焼けしたら黒くなる?

A.ステロイドに作用して黒くなることはないので安心してください。

ただ、日焼けはシミなどの原因になるのでしっかり日焼け止めは使用して下さい!

 

Q.よく効くから顔に体用の強い薬塗っていたけど大丈夫?

A.体の各部位によって薬の吸収率が違うので、処方された通りに使用してください。

顔や陰部はとくに吸収率が高く、体用の薬を塗ると副作用がでやすいので注意して下さい!

腕に比べて顔が6倍、陰部が42倍の吸収率です!

 

Q.ステロイドの副作用ってなに?

A.長期使用することで皮膚が薄くなったり、血管が拡張することがあります。

当院ホームページで副作用について詳しく書いているページがあります。

気になる方は下記のリンクにアクセスしてみて下さい!

http://sano-hifuka.com/dermatology/post-1864/

 

 

参考文献

1)安部 正敏 編著. たった20項目で学べる外用療法.

 

 

さの皮フ科クリニック|京都|さの皮フ科スタッフ

2020年10月29日 木曜日