院長雑感

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開業5年目のご挨拶

今まで来院いただいた患者さん、働いてくれた職員の皆さん、取引先の皆さんのおかげで開業5年目を迎えることができました。この場をお借りして御礼申し上げます。
「安心と満足を」という理念を掲げ、相談しやすい親戚の皮膚科のおじさんとして努力を続けてきました。私の皮膚科医師としての喜びは慢性の病気(例えばアトピー性皮膚炎、にきび、乾癬、じんましんなど)の患者さんを病気に見えないくらいキレイにできたときです。有名病院の立派な先生でもたまにお薬を取りに行くだけではキレイにはできません。必要なのは身近で通いやすく患者さんに寄り添えるお医者さんです。問題集(クスリ)をたまに渡すだけでは成績(お肌)をよくすることはできません。やはり学習塾(クリニック)のように定期的に通って何度でも教えてもらい、間違いを直してもらって正しく覚えて実践して初めて成績(お肌)がよくなってきます。一旦勉強(クスリの扱い)のやり方がわかればよい成績(お肌)を保つことができます。
そのために必要であれば月に何度でも通うことができるクリニックを作る必要があります。そのためにはいつ頃診察してもらえるかわかりやすくする必要があります。診察の内容をすぐに忘れてしまうと思うので忘れないような教材作りも必要です。そのための工夫を職員、取引先に協力してもらいながら毎日改善を重ねております。
院内待ち時間は30分以内を目指しておりますが、現時点で多いときは半日で100名、1日あたり150名以上になることもあり、改善が追い付かないことで皆さんにはご迷惑をおかけすることがあり申し訳なく思っております。

開業5年目、令和元年からは来ていただいた患者さんにさらに満足していただくため、またよりきれいになるための美容にも力をいれていき第三の開業と位置づけ職員一同さらなる努力と改善を続けていくことをここに宣言いたします。

第69回中部支部学術大会

毎度のことですが学会に行くたびにもっと学会に行くべきだと思うくらい知らないことばかりです。

箇条書きしてみようと思います。

・夢のアトピー治療注射薬(デュピクセント®)も万能ではない。現在日本で一番治療している先生も40名程度の経験とのこと。顔面に湿疹の強い人は治りにくいらしい。重症の6割までは基本治療(塗り薬)でよくなるが4割は重症のままである。確かに重症の人のなかで頑張ってもらっても何をしてもよくできない人は経験します。たまにしか来ない人は特に良くしにくいです。

・帯状疱疹の新薬(アメナリーフ®)の飲むタイミングのお話。新薬は改良され1日1回7日間内服で治療します。ジェネリックは3回内服タイプで2世代前となります。新薬は高い薬ですのでジェネリックは6割くらいの値段というと希望する方も多いです。新しい薬は作用機序も従来と違ううえ、腎臓への影響も少なく高齢者にも減量せず投与できます・・・。さて、飲むタイミングです。人間には概日リズム(成長ホルモンは夜にでるとか)があります。人間は活動しているときにヘルペスウイルスにかかりやすいそうです。だから朝に内服するとウイルスの増殖を防ぐタイミングとしてはいいそう。しかし初日はできるだけ早くパンでも食べてから内服するといいそうです。ついでですが蕁麻疹が夜でやすいのは日中気が紛れているだけではなく夜になるとヒスタミンや抗原(原因物質)の感受性が高まって反応しやすいそうです。

・かゆみに対して過敏になっている人はコレステロールが含まれているような親水ワセリンなどがいいそうです。ちなみにステロイド外用はできるだけゆっくりやめたりランクダウンをしていく方がいいです。1年間強いステロイド外用薬を急にやめると66%の人に離脱症状(悪化したり、赤くはれたり)するそうです。離脱症状か単にステロイド外用がなくなったから悪化したのかわからない人は多いです。アドバイスとしてステロイド外用薬がなくなる前には来るようにお伝えしてます。そもそも慢性疾患ですので定期的に来ていただくようにお願いしているのですが・・・。忙しいからこれないと・・・。私はアトピー患者さんが当クリニックに指示通り定期的に通院してアトピー患者に見えないくらいよくなることに喜びを感じています。あとニキビ患者さんも。こまめな通院はやはり大切です。(家でしっかり治療もしていただかないといけませんが)

さの皮フ科クリニック 概要

  • 診療科目
    皮膚科・アレルギー科
  • 住所
    〒600-8216
    京都市下京区東洞院通り塩小路下る
    東塩小路町547-2 福隅ビル2階
  • TEL
    075-744-6420
  • アクセス
    JR/地下鉄[京都駅]下車
    京都タワー側A3 出口から徒歩30秒
  • 診療時間

    診療時間
    午前 9:30〜12:30
    午後 16:30〜19:00×××

    休診日:火曜、木曜、土曜の午後・日曜・祝日