全身型ナローバンドUVB療法(紫外線療法)

保険適応8疾患

    • 乾癬
    • アトピー性皮膚炎
    • 尋常性白斑
    • 掌蹠膿疱症
    • 類乾癬
    • 慢性苔癬状粃糠疹
    • 悪性リンパ腫
    • 菌状息肉症
治療費用は1回3割負担の方で1000円程度、1割負担で300円程度

治療方法

来院時のみ照射でも効果はありますが週に1~2回の定期照射を推奨します。 体質的に光に弱い方もいるので少しずつ増量しておくほうが安全です。 適切な照射量にて効果がわかるまでの目安として。 かゆみは初回から、湿疹・掌蹠膿疱症などは3回~10回目くらい、乾癬は10回目くらいです。 白斑は個人差も強く、時間がかかります。効果判定の治療回数は30回程度が目安です。 適切な照射量を知るために照射後の反応を24時間の赤みの具合を診察時に教えてください。 部分的であるのであれば費用も変わらないエキシマライトが効果的です。 副作用としては日焼け・やけど症状、炎症後色素沈着です。赤くなるということは炎症後色素沈着をおこすということです。 (アトピー患者さんは弱めの方が効果的ですので紅くならない程度の照射となります。)炎症後色素沈着が早く治るために照射後にはハイドロキノンクリームやビタミンC・トランサミン内服を併用する方法もあります。 炎症後色素沈着は日焼けと同じですので通常2,3ヶ月はかかりますが元に戻ります。 色素沈着がでて困るという方は申し出てください。 光線療法が出来ない方は皮膚癌の既往、ネオーラル内服中、光を当てる部位にプロトピック軟膏を外用中、光線過敏症、ヘルペス感染後などとなります。

院長アドバイス

光治療は進化をしています。
当クリニックにも導入した最新型のエキシマライトはナローバンドUVBの180倍の出力のある局所光療法器です。
現在の技術では局所しか治療できません。
ナローバンドUVBは治療に不必要な範囲の紫外線を除いた311±1nmが波長の前世代機ですが全身の治療が可能です。
さらにその前の世代のブロードバンドUVAでも照射回数400回までは紫外線による皮膚癌の発生上昇はないといわれています。(現在ナローバンドUVB以降は人間では明らかに発癌性を指摘した報告はないと言われています。)
紫外線治療のいいところは1回で1週間程度の効果が持続できること、治癒が早くなる分ステロイド外用の回数や量を減らせます。(べたつくのが少しでも嫌な方にもいいでしょう。)
悪いところは日焼け様副作用があること、効果を高くするために週に1~2回くらい通院が望ましいことなどです。
入院が必要なくらい重症アトピー性皮膚炎患者の寿命は8.2年程度少なくなるというデータもあります。
皮膚炎は長引かせずにすみやかに治療する必要があります。

さの皮フ科クリニック|京都|さの皮フ科クリニック 院長