水虫とは?

「たむし、水虫」とは正式には白癬といいます。虫と言われていますので「動きますか?」

と聞かれますが「カビ」の一種ですので動いてはいません。足だけ、足爪だけにできると思っている方も多いですが全身のどこにもうつる可能性があります。男性に多いイメージがありますが男女差はあまりありません。白癬になっている人は約10%と言われています。日本は1億2000万程度ですから1200万人の方が水虫ということになります。かゆければ水虫と思っている方が多いですがかゆみは関係ありません。皮膚の奥に忍び込んで炎症を起こしたりしたときがかゆくなるだけで、表面のみのときはかゆくありません。

 

水虫はほおっておくと、他の人にうつる病気です。水虫かなと思ったら、皮膚科専門医の京都駅前さの皮フ科クリニックまでご相談ください。

水虫の種類

水虫と言われる菌は2種類だけで95%を占めているといわれています。

水虫の治療方法

まずは水虫に感染しているという証拠をつかんでから治療する必要があります。最初に証明をしておかないと原因がわからなくなってしまうからです。顕微鏡ですぐに検査ができます。培養といって増やす検査方法もあります。しかし、これは増やすので感染をおこしていない皮膚に単に付着した菌を増やしただけということなので診断には基本結びつきません。皮膚の一部をとって顕微鏡で皮膚の奥底に入り込んでいることを証明します。この検査は熟練の技が必要(取り方から技術が必要です。水虫は皮むけや水ぶくれなどにたくさんいます。古い皮むけにはおらず新鮮な皮むけと皮膚の間に入り込んでいきます。患者さんからすると皮むけの痛い剥き方をします。いじわるではありませんのでご注意を)で皮膚科医必須の技となります。

基本的には抗真菌剤のかびの塗り薬で治療します。爪はかびの飲み薬が一番効果的です(約6割がなおります。4割はもともとの爪の変形や効果が出にくい場合を含みます)。以前は爪の飲み薬を飲まないと治せなかったのですが最近爪専用の塗り薬も発売されておりますので3割程度治るといわれています。採血検査も必要なく安全に治療できますので希望患者さんも多いです。その他治療の反応は様々です。特に最初の7日程度はかぶれ、過剰反応など起こりますのでまずは受診をお勧めしています。

その他特殊な場合の水虫、例えば頭皮の水虫、かかとが分厚くなった場合、格闘家の特殊な水虫など内服をお勧めすることがあります。

日常の注意点

不特定多数の人がいるところ(銭湯、スポーツクラブなど)に行ったら6~24時間以内に石鹸で優しく手洗いし、よく拭き取ることにより感染しにくくなります。それができない状況ならティッシュでふき取るだけでも効果的です。くれぐれも軽石などでこすらないようにしてください。皮膚に傷がついて感染しやすくなります。皮膚に傷があると6時間程度でも感染の可能性があるといわれています。一度治癒してからまた約2年たてば半数の人がまた水虫になります。水虫なったことがある人は水虫が移りやすい環境にあるということですのでご注意ください。週に1回外用するだけでも予防効果もあるといわれています。

よくある質問

治療はいつまで必要ですか?

→体の皮膚の白癬は通常抗真菌剤を1日1回入浴後に両足に1ヶ月塗れば理論上治ります。しかし、再発することも多いので2,3カ月は続けることをお勧めします。見た目が治ったと思っても続けてください。効かない水虫は現在ありませんのでしっかり2,3カ月塗ったのに皮むけがまだあるとか、かゆいとか症状があればそれは水虫のせいではなかったということです。

 別に塗るだけなので診察に来なくていいでしょうか?

→かぶれる人、刺激で炎症起こす人などもおり初回再診は7日以内が望ましいでしょう。その後は月に1,2回の受診程度でよいでしょう。外用は念のため2,3ヶ月つづけた方がよいです。爪は例外で生え変わってきれいになるまで外用の必要がありますので年余の単位の外用が必要です。もう水虫にはなりたくないと思われる方は外用薬を継続するといいでしょう。

京都 京都駅前 さの皮フ科クリニック 皮膚科・アレルギー科

さの皮フ科クリニック|京都|さの皮フ科クリニック 院長